衆議院議員 寺田稔の
政治実感日誌
10月23日(火)
街頭演説など。
阿賀地区は呉市のほぼ中心に位置し、南北に細長い形をしています。
北は灰ヶ峰、東は黒瀬川、西は休山に囲まれ、南は瀬戸内海に面していて、自然と起伏豊かな地形です。
阿賀の語源は、かつて香津(かがつ)と呼んでいたのを、つを抜いて加賀と呼び更に阿賀に変化したとする説があります。
もともと平地の少ない地域でしたが、江戸時代以降埋め立てが進み、広く平地が開拓されました。
明治以降は、呉越峠の掘削や呉線、市内電車の開通などで陸上交通が整備され、呉市中心部と広地区をつなぐ交通の要衝として発展しました。
古くから漁業が盛んで、海上交通が発展していたため、海に関係する神社や遺跡も数多く現存しています。
地区内には、小中高等学校、高専、大学の施設が集中しており、若者や地区外からの転入者も多いです。
平成14年には休山トンネルが開通して、呉中心部への便が格段に向上しました。
しかし、朝晩には、渋滞が激しく、4車線化の要望が出ています。
一日も早く4車線化を実現したいものですね。
中心部以外では、古くからの住宅街や集落では道が狭いなどの問題があります。
阿賀マリノポリス地区は広域的な物流ターミナルや、マリーナ・緑地を核とした海洋性レクリエーション施設の整備を目的に造成されました。将来的には、一大工業・商業集積地となりうるポテンシャルがあります。
今年4月には東広島呉道路が阿賀の先小倉交差点から黒瀬まで開通しましたので、利便性が向上しました。
全線開通になりましたら、東広島までのアクセスや広島国際空港までのアクセスが向上します。
阿賀地区は、近年マンションの建設が進み、都市型のまちへと変わりつつありますが、まだまだしなければならない基盤整備が残されています。
また、少子高齢化の問題もあり、地域再生プランの実行が是非とも必要です。

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