10月21日(日)
地元お祭りなど。
呉市吉浦地区は、昭和3年に呉市に編入され、東は川原石地区、西には天応地区、北は昭和地区、南は瀬戸内海を隔てて江田島市を望む好場所にあります。
昔には遠浅の海岸線に葦が生茂っていたことから葦浦(あしうら)と呼ばれていました。
広島が豊葦原の中津国と言われていたことの類推で、さもありなん、ですね。
吉浦駅前から県道278号焼山吉浦線が昭和地区に向けて延びており、この道路に沿って吉浦商店街が形成されています。
この地域には「海上保安大学校」や「海上自衛隊貯油所」といった国の機関、「狩留賀海浜公園」などがあります。
「海上保安大学校」は、ちょうど60年前、池田勇人が誘致したことが記録に残っています。
毎年海神祭が盛大に開催されます。
「海上自衛隊貯油所」の完成には、私も尽力致しましたが、これにより国道31号線の渋滞が激しくなり、安全対策・渋滞対策の実現が急務となり、現在取り組んでいます。
これからも地域の生活に関連した大事な基盤整備に全力で取り組んでまいります。
吉浦は、平坦地が少ないので、民家が山の中腹まで軒を連ねています。
中心部には「吉浦八幡神社」や「水龍」の酒蔵など、歴史のある建物もある一方で、沿岸部には、マンションやヨットハーバーなど近代的な建物もあります。
宮原高校の吉浦艇庫は、池田行彦が予算付けしました。
吉浦八幡神社例大祭である「カニ祭り」が有名ですが、吉浦の浜で、祭りの時期に1年でもっとも多くカニがとれたためといわれています。先日私もこのお祭りに参加させていただき、美味しいカニをよばれました。
この地域も少子高齢化の問題、JR吉浦駅の老朽化に伴う駅舎を含めた周辺整備、バリアフリー化などの要望があります。地域再生プランの実行が急務ですね。