2月の所感。
通常国会がはじまりました。6月22日迄の150日間の会期です。
2月は、予算の審議が集中的に行われます。
経済の好循環を実現するためにも、
また、4月から予定されている消費税引上げの景気に与えるマイナスの効果を打ち消すためにも、
5.5兆円の経済対策を盛り込んだ補正予算と経済の好循環実現を図る中小企業対策予算などを盛り込んだ来年度当初予算を
一日も早く成立させる必要があります。
また、賃上げ企業を税制面から支援する来年度税制改正を盛り込んだ税制関連法案の成立も急がれます。
昨年12月は、久方ぶりに消費者物価指数はプラスとなり物価面でデフレから脱却しつつある姿が確認された上に、
失業率もリーマンショック前の水準まで下がるなど、雇用面でも景気回復が確認されつつあります。
本格的景気回復とデフレ完全脱却まであと一歩のところまで来ており、
ここで息切れすることなく経済再生と再成長を実現するためにも今審議中の補正予算、
来年度当初予算ならびに税制改正関連法案の早期成立が死活的に重要です。
また、金融面での好循環を実現し成長戦略に資する金融関連法案もとても大事です。
眠っている1500兆円もの国民金融資産を有効に活用するNISA(少額貯蓄非課税制度)や
小口の投資資金をインターネット等で募るクラウドファンディングなどを実施することは金融面での経済再生に直結します。
三本の矢をより力強き強靭な矢とし日本を再び世界に輝く国家とするべく政府与党一体となり全力で取り組んでまいります。