衆議院議員 寺田稔の
政治実感日誌
3月8日(金)
金融国際カンファレンスにて基調講演、規制改革会議など。
あの東日本大震災からちょうど2年が経ちます。
政府主催の追悼式典に出席させていただき改めて犠牲になられた方々の御霊に哀悼の誠を捧げるものであります。
また、被災された方々に心からのお見舞いを申し上げます。被災地の復興はたしかに復旧もすすんでおりますが、これからが本番です。
また、まだまだ数万人をこえる被災者は仮住まいのままであり、本格的なかさ上げ、町づくりにこれから迅速に取り組んでいかなければなりません。
私自身もちょうど一年半前、まだ大震災の傷が生々しい中、20名のボランティアとともに被災地の岩沼、気仙沼、仙台に訪れ被災者の方々の生のお声をお聞きするとともに、炊き出し支援活動など各種支援活動を行ってまいりました。
やはり感じたことは支援の絆と被災者の温かい御心遣いでした。実は私の地元呉市で数年前大規模な断水があり真っ先に支援をいただいたのが気仙沼の市民の皆さんでした。
同じ海浜臨海の港町として1000キロ以上遠く離れた気仙沼の地からおいしい自然水が届き涙が出るほど嬉しかったのをつい昨日のように思い出します。
我々が気仙沼に行ったとき、とある被災者の方から「あれから呉の皆さんは元気ですか。」と声をかけられたのです。
みずからが被災直後の大変な状況なのに、逆に我々のほうを気遣っていただき素晴らしい絆を感じたものです。一日も早い復興を全力で目指してまいならければなりません。
今回の予算措置により、復興予算枠が19兆規模から6兆円上乗せされて25兆規模となりました。追加の6兆円のうち4兆円は日本郵政株式会社の株式を売却して捻出することとされました。郵政民営化の総仕上げが株式上場です。
平均株価もリーマンショック後最高値を更新するなど上場に相応しい状況になってまいりました。私自身もJT株式の上場を役所時代に担当したことがありますが、その時も事前のマーケティング予想を大幅に上回る初値がつき活況を呈しました。
新規上場を成功させ復興を確たるものにするとともに株式市況を向上させる絶好の好機です。復興に向けて。二重ローン問題、土地かさ上げの問題、町づくりの問題、二次災害予防の基盤整備の問題、被災者の精神的ケアの問題など、まだまだ重要な諸課題が山積いたしております。
担当副大臣として全力で取り組んでまいります。また、今後は被災地を盛り上げる所謂元気プロジェクトも行っていく必要があります。洋上発電プロジェクトはそのスターティングポイントです。
クールジャパンプロジェクトに相応しい被災地のプロジェクトも発掘し今後の被災地復興のパイロットケースとなるよう国民全てが意を注いでいくべきでしょう。
政府与党一体となり、まさに、「災い転じて福となす」となるよう元気な東北地方を目指してまいりましょう。
3月8日(金)
「国際会議で基調演説!」

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