5月30日(水)
広島県地域事務所にて要望活動など。
『野田総理と小沢氏の会談について』
今日、野田総理と小沢元代表との会談が行われました。総理は消費増税法案への協力を呼びかけましたが、小沢氏の合意を得る事は出来ませんでした。
【2人の意見の相違】
小沢氏の、増税前に地方主権に向けた行財政改革、デフレ対策などやるべきことがあるとの主張に対し、野田総理は、すでにそれらはやってるしこれからもやると反論した模様ですが、明らかに野田総理の主張には、誤りと嘘があります。
地方主権に向けた地方への権限委譲は全く進んでいないし、財政改革は進展どころか財政規律は大幅に緩み改革は大幅後退しています。全く主張の異なる両者の会談が決裂するであろうことは、会談前から当然予想されていました。
【野田総理のリーダーシップの欠如】
国会の会期末まで3週間しかありません。
消費増税法案以外にも、いろいろな重要法案が審議すらされていないのが現実です。
政治生命を賭けた重大課題について民主党内で意見をまとめられない野田総理は、リーダーシップ欠如は明らかで、小沢氏もこのままでは法案に賛成できないことも明言しました。
【現政権に望むこと】
早期に消費増税を争点に国民に信を問うべきです。さもなくば直ちに退陣すべきです。いつまでもこのような民主党に政権を任せておけません。一日も早く「信頼と実行」の政治を取り戻すべきです。