衆議院議員 寺田稔の
政治実感日誌
２０２０年６月
６月の所感。
6月になりました。梅雨の時期です。既に九州や四国は梅雨入りしてますが、気温や湿度など変わり易い時期です。体調管理には万全を期して下さい。
新型コロナウィルス感染拡大が始まり５ヶ月が経ちました。国民一丸となった努力により何とか感染拡大を抑制できる段階に至りました。しかし本当の山場はこれからです。何としても第二、第三の感染拡大の山を最小限に抑えていかなければなりません。
これからは、国民の努力と共に行政の取組みがとても重要です。各都道府県毎に各々の地域特性に合わせ、検査体制、医療体制、感染状況把握体制が組めるかが死活的に重要です。検査体制はようやく整いつつありますがまだ地域によりバラツキがあり全国で十分な体制を構築する必要があります。医療体制については必要なベッド数を確保すると共に感染症対応の重点医療機関への支援、フェイスシールドやガウンなど医療用資機材の確保、医療従事者への支援が必要です。
感染状況把握体制については、今後の大きな課題です。感染経路不明ではいつどこで感染したかが判らず今後に活かせないばかりか当該感染者と接触した人も追えません。位置情報と共に濃厚接触者にアラートを発するアプリもようやく実用化されました。感染経路を把握する事で更なる感染拡大を抑える事ができます。これら3つの体制を県毎に構築できて初めて二次、三次の感染の山を抑える事ができます。人類の叡知を結集して新型コロナウィルスに立ち向かってまいりましょう。
