4月の所感。
ロシアのウクライナ侵略開始から1ヶ月強が経ちました。改めてロシアの甚大なる戦争犯罪を厳しく糾弾すると共に直ちにロシア軍及び傭兵の撤収を求めます。既に多くの無垢の命が失われています。更なる犠牲を避けるためあらゆる努力を傾注すべきです。
我が国は迅速に1億ドルの緊急人道支援を決定すると共に防衛装備移転方針に基づき防弾チョッキ等空輸しました。また追加支援策として毛布、ビニールシート、マット等の民生品を提供します。更に受入れ基準を緩和して避難民の受入れを行っています。ウクライナ側からの要請に基づき必要な支援を継続的に行う方針です
ロシア、ベラルーシに対する制裁措置もいち早く打ち出しました。G7諸国と連携して取り組んでまいります。その反動として、天然ガス、石油などの価格上昇という副作用が出てきています。今月中に取り纏める経済対策で価格上昇対策を適切に行ってまいります。コロナ禍に加え緊迫する国際情勢下でありますが、着実、迅速、的確に政策をすすめてまいります。