8月の所感。
8月になりました。西日本では梅雨明けで猛暑到来です。十分な水分補給、栄養補給に心掛けて下さい。平成30年西日本豪雨の被災地でも復旧作業はすすんでいますが、コロナ禍や資材価格高騰などで遅れが見られる地域もあります。山林や農業関係では災害査定が遅れ復旧作業入りが遅れました。そしてその教訓は今回の7月九州地方豪雨災害に生かされ、災害査定の迅速化が図られる事になりました。西日本豪雨災害は、災害査定に限らず数多くの教訓を残しました。その貴重な教訓を今後に生かしていかなければなりません。私自身もそうした取組みを行っていきたいと思います。
新型コロナウィルスの猛威が止まりません。昨日は全国新規感染者数が1500人越えと過去最大数になりました。医療提供体制は何とか受入可能数を確保していますが、現実に感染患者を受入れるには医療スタッフ、機材の確保などの準備が必要となり、全ての受入れ条件を満たすのは容易な事ではありません。医療機関に対しては医療支援のための包括交付金が準備されていますが早期の交付実現が欠かせません。関係者に十分働き掛けていきます。
ワクチン開発も急がれます。厚生労働省よりファイザーとワクチン提供につき基本合意に達したとの発表がありました。国内の大学研究チームも開発に取組んでおり、そうした研究を大いにサポートする事ができればと思います。国挙げて、そして国民挙げて、国際協力も図りながら、コロナ禍に打ち勝つべく力を合わせてまいりましょう。