衆議院議員 寺田稔の
政治実感日誌
２０２０年３月
３月の所感。
3月となりました。ちょうど一昨日則ち2月の最後の平日の夜に来年度予算が衆議院を可決、通過し参議院に送付されました。予算の年度内成立は、被災地復旧、国土強靭化、新型コロナウィルス対応、5G対応など必須な予算を切れ目なく執行するためにはとても大事なことです。勿論政府が予算編成作業を行った昨年末時点では新型コロナウィルス対策でどれだけ政府資金が必要なのか見通すことが困難なため、新型コロナウィルス感染防止事業費といった個別費目を立てることはできませんでしたが、通常の医療費の中での対応、予備費からの支出など万全を期していく必要があります。私が今副大臣を仰仕る総務省においても地方自治体に迅速に国の情報を提供して全国レベルでの対応を図るべく意を尽くしてまいります。
被災地支援も引続き最重要の課題です。国のこれまでの復旧予算に加え、これまでは地方所管の中小河川の復旧事業も国から地方自治体に財政支援することで復旧復興の加速化を図ることとしました。往々にして国直轄事業は早くすすみ地方所管事業は時間がかかる傾向が見られましたがそうした格差を可能な限りなくし必要な事業は遅滞なく行うことが大事です。また毎年年度末に道路工事などが集中する所謂年度末工事もできるだけ時期の分散を図るとともに、年度末工事を行う際も単に元に戻す復旧にとどまらず社会資本の強度を増す改良復旧や強靭化を図ることにより災害に強いまちづくりをすすめていくこととしています。社会資本分野、社会保障分野、安全保障分野それぞれにとても重要な課題を抱えており、一つ一つ愚かにすることなく丁寧かつきめ細かく対応してまいります。
