8月の所感。
西日本豪雨災害で被災された方々にお見舞いを申し上げます。また、犠牲になられた方々並びにご遺族の方々に心からのお悔やみを申し上げます。
今回の豪雨災害の被害は甚大、深刻、重篤です。地域の方々、市長さん達としっかりと連携し、被災された皆様の声を丁寧にお聞きして、出来ることは迅速に取り組んでまいります。
今回の被害は全く前例のない、異次元のレベルです。500ミリを超える記録的豪雨かつ長時間に亘る降雨により、私の地元の河川は全て氾濫しました。また山頂からの表層崩壊という前例のない規模での土砂崩れが生じ家屋や街を呑み込みました。
私も7月6日は夜地元入りしましたが、空港から黒瀬に入ったところで通行止め、熊野に回ったら熊野も通行止め、安芸津に入り仁方に差し掛かったところで通行止め、呉に入る全てのルートが寸断され竹原に泊まりました。
各地で非難指示が出され7日未明には多くの人々が避難所に駆けつけました。砂防堤や砂防ダムは土砂で埋没し今回のような記録的豪雨では役割を果たせませんでした。一日も早く日常生活が再建できるよう復旧に努めると共に防災関連施設の規格も引き上げることが必要不可欠です。今回の歴史的豪雨災害を教訓とし今後の備えに生かしていかなければなりません。被災者の方々の生の声をお聞きしながら必要な施策を着実に構築してまいります。