12月の所感。
今日から12月です。本当に時間がたつのは早いもので、今年も残すところあと1ケ月になりました。本年を振り返ると、年明け早々の1月4日より通常国会が開会し予算や地方創生などの重要法案の審議が行なわれました。3月には安全保障関連法制も施行されました。早速4月には北朝鮮のミサイル発射が起きましたが、事前にミサイル発射の兆候を察知し呉市にある米軍弾薬庫に格納してあった地対空迎撃ミサイルを呉から輸送艦で宮古島に搬送し有事に備えました。
幸い北朝鮮のミサイルは我が国領域に到達することなく、事なきを得ましたがもしミサイルが我が国領域に突入してたら直ちに地対空迎撃ミサイルで迎撃していました。安全保障法制の現実の発動に立ち至る直前までいった訳で、如何に安全保障法制が我が国防衛にとり重要かぉわかり頂けるかと存じます。
その後も北朝鮮のミサイル発射や核実験の強行が続き我が国安全保障体制に直接的脅威となっています。ミサイル防衛システムの早期構築に努めてまいります。中国の力による現状変更の動きも東シナ海や南シナ海で続いています。我が国海上防衛力の強化は急務ですが、外交的努力も不断に継続していかなければなりません。
昨日北朝鮮に対する安全保障理事会決議も採択され、国際社会が一致団結して北朝鮮の拉致、核、ミサイルの問題に対処する姿勢が示されました。南スーダンPKO活動に派遣された自衛隊の隊員に新任務も付与され国際社会において我が国の積極的平和貢献への期待は日に日に高まっています。来年も外交、防衛、安全保障面において進展のある一年にしたいものですね。