7月の所感。
今日から7月です。熊本の被災地はじめ各地で降雨被害が報告されています。先週熊本に行きましたが、ブルーシートの数も前回熊本入りしたときよりかなり増えている気がしました。
広島県内各地でも急傾斜崖地などで崩落、法面崩壊、住居損壊など被害が出ました。JR呉線も軌道周辺崩落でまだ一部区間で不通のままです。
地球温暖化の影響などあり降雨も熱帯型の集中豪雨が多発しています。危険区域の対策を急ぎハード面の基盤整備を推進するとともに防災無線、ハザードマップなどソフト面の対策も急がれます。参議院選挙でも政策面で防災政策は重要な論点で、全国の防災減災基盤整備を公的事業として進めることに異論を唱える政党もありますが、こうした安心安全基盤の整備は本当に無駄遣いでしょうか。また外交・安全保障面でも平和安全法制が本当に不要か現実を踏まえ考えるべきです。
法制が実施された4月に北朝鮮によるミサイル発射がありました。発射の兆候を米軍衛星等により探知し直ちに米軍が管理する弾薬庫より地対空ミサイルを自衛隊輸送艦で搬送し宮古島に配備されましたが新法制下で日米協同対処しそれが有効に機能した実例と言えます。もし北朝鮮のミサイルが日本又は米国に到達する怖れがあれば地対空ミサイルを発射し迎撃することとなりこれは正に集団的自衛権になってまいります。こうした安全保障体制を構築することは我が国安全保障上必要と言えます。恐らくこうした協同対処は不要だと考える人はいないと思います。このようにこの参議院選挙は重要な課題、論点が横たわっており、是非貴重な参政権を行使して頂きますよう、宜しくお願い致します。