5月の所感。
先月熊本地震が発生しました。私も16日の本震時地元にいて大きな揺れを感じましたが、あらためて地震でお亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げますとともに被災された方々にお見舞いを申し上げます。
今回の地震では、所謂内陸型で津波がなかったこと、東日本大震災などの教訓を踏まえて初動が円滑かつ迅速になされたことなどは不幸中の幸いでした。ある世論調査によると、政府の地震対応を評価すると答えた人が7割近くとなりました。
しかしながら、避難生活支援、ライフライン回復、仮設住宅建設、災害ゴミの処理、復興復旧作業などこれからが本番です。激甚災害指定後の予算を確保するためにめ早期の補正予算編成が必要不可欠です。
海底で発生するプレート境界型地震に比べれて今回のような内陸型地震は事前予測が際めて困難と言われています。やはり常日頃から、まさかの時の備えをしておくことが大事です。防災グッズ、非常食と水の確保とともに避難場所の確認など必要な備えと心構えをしておくことが命を守ることに繋がります。「災害は忘れた頃にやってくる」と言いますが、政府与党挙げて災害対応に万全を期してまいります。