衆議院議員 寺田稔の
政治実感日誌
２０１５年１２月
１２月の所感。
今日から１２月、師走です。
先月の平均気温は平年より２℃も高かったそうで、世界的な地球温暖化、気候大変動の表われのような気もします。
エルニーニョ現象や偏西風変調など気候大変動、大規模水害など自然災害の多発、陸地の砂漠化と北極南極の氷融解、
生態系死滅などなど今待ったなしで大規模気象変動が我々の日々の暮らしを脅かしています。
時あたかもCOP21がパリで開かれ150ケ国もの国々の首脳が有効な合意を目指して議論を続行しています。
これ迄国際合意の埓外だった二大CO2排出国の米国と中国がCO2削減目標を掲げ国際合意に加わる決意を表明したことは確かに大きな前進ですが、
先進国と途上国の根深い対立、合意事項の有効な検証方法の欠如などまだまだCO2削減実行には高いハードルが存在しています。
地球温暖化問題の他にも、国際テロ問題、貧困の連鎖問題、海洋権益を巡る力による現状変更問題など数々の国際的規模で解決を迫られている大きな課題が山積しています。
新年もあと１ケ月後に迫っていますが、皆で力を合わせてこうした地球的規模で解決すべき課題に果敢に取り組んでいく新年にしていかなければなりません。
来年は、十二支十干の干支回りでは「丙申(ひのえさる)」の年に当たります。
この「丙申」は、物事が前進するとの意味を有しています。
新年が我々にとり素晴らしい前進、進展のある一年としてまいりましょう。
慌ただしい師走ですが、皆さんも事故や怪我のない、又風邪など引かずにお元気でこの時期をお過ごしください。
