4月の所感。
通常国会も後半に差し掛かってきましたが、いよいよ今年最大のテーマである地方創生の審議が本格化してまいります。
先日も地方創生審議の場である衆議院地方創生特別委員会が開かれました。
今月中には地方創生関連法案が上程される予定です。
地方が地方創生の自主的取組を行う際、国が積極的に相談・支援を行う人材となる地方創生コンシェルジュが選任されています。
地方発の創意と工夫を活かすためにも地方からの相談に預かる地方創生コンシェルジュの役割は大です。
コンシェルジュは地方に寄り添い地方の提案をどのようにしたら実現ができるか知恵を絞って頂きたいものです。
既存の支援制度にマッチしないからと言ってノーから入るのでなくまず地方からのアイデアを前向きに受け止め、
それを実現するためには国の制度をどう運用したらよいのか、
或いは国の制度をどのように見直したら地方の提案が実現に近づくのかを検討すべきでしょう。
地方の時代と言われて久しいですがまず国側の意識を変えて地方が主役となる時代を実現すべきでしょう。
地方側も国に全てを頼るのでなく自分の頭で考え自分の足で立つべく自助努力を積み重ね
最後の一押しを国に依頼するくらいの姿勢で臨んでほしいものです。
地方創生元年に相応しいスタートを切るべく国、地方とも
できることは全てやる覚悟で臨んではじめて地方創生が実現するのです。