衆議院東日本復興特別委員会理事メンバーによる福島第一原発視察など。
本日、衆議院東日本復興特別委員会理事メンバーによる被災地視察の一環として福島第一原発敷地内視察を行いました。
一日も早い被災地復興の為にも福島第一原発事故収束の為の作業は極めて重要です。
国際公約にもなった収束作業ですが実際本日行ってみるとまだ道半ばです。
作業拠点のJ-Villageから毎日約4千人の作業員が日夜復旧、除染、ガレキ処理、廃炉に向けた核燃料棒取出し、
汚染物質運搬、汚染水対策、原子炉冷却、冷温停止監視、放射能測定、工程表管理、復興庁、
原子力規制庁、資源エネルギー庁、環境省、地元自治体等との連絡調整など膨大な作業をこなしています。
だいぶ各種作業工程もマニュアル化され円滑な処理に向けた取組みは進みつつありますが、
Alps(多核種除去装置)の技術改良と円滑運用、地下水汚染防止対策、
原子炉建屋内高濃度汚染物質除去作業等等まだまだこれから取組まなければならない諸課題も沢山あります。
廃炉にはまだ40年近い年月と膨大な資金とマンパワーを要します。
地道にかつ着実迅速に作業を執り進めるとともに最新の技術レベルも取込みながら人類の叡知を結集した、
今後のモデルとなるような取組みを目指してまいります。
※前回の視察写真。本日の福島第一原発敷地内写真は東電公式カメラマンが撮影し後日届き次第アップロードします。
※下の2枚が東電公式カメラマンが撮影した写真です。12月28日追加