3月15日(金)
衆議院財務金融委員会、若者・女性応援フォーラムなど。
安倍総理が、首相官邸で緊急記者会見し、TPP交渉に参加する決断をしたと表明しました。
TPPはアジア太平洋の未来の繁栄を約束するものであり、「国家百年の計」と述べました。
これがラストチャンスでありTPPにより我が国の経済的利益を追求できるとしています。
このチャンスを逃すと我が国は世界のルール作りから取り残されるとして早期の決断の理由を表明しました。
政府の試算では農業分野では3兆円超のダメージを受けるとしていますが、今後の交渉でそのダメージを極小化することができると思います。
選挙の時の公約でもあります、「聖域なき関税撤廃には反対」との大前提のもとでの、交渉へ参加です。
他国はすでに早い段階からTPP予備交渉を行っており、後発参加国の我が国が果たしてこれからいかに我が国に有利に交渉を導けるかが勝負です。
まさに、交渉力、外交力が問われるわけです。
我が国国益に合致した交渉を早期に行う必要があります。
また、ISD条項など我が国にとり必ずしも有利でない点は正していく必要があります。
どうしても例外項目などが認められないなど我が国国益を損なうような事態に立ち至れば、交渉脱退も視野に入れるべきでしょう。
また、安倍総理は、「国民には丁寧に情報を提供していくことを約束する」と述べました。
私も以前から申しておりますように、TPPのルール含め我が国国益に合致したものでないと意味がありません。
政府として、我が国国益を守りながら最善の道を実現します。
「国会で法案審議、加速中です!」