衆議院議員 寺田稔の
政治実感日誌
5月18日(金)
事務所にて来客応対など。
『最近の事件や事故についての所感』
京都府亀岡市での少年による死亡交通事故、福山でのホテル火災、関越道でのバス事故など、このところ、無垢の市民が巻き込まれる形の事件、事故が多発しています。
【少年無免許運転事故について】
無免許運転の少年による死亡交通事故には当然危険運転致死傷罪を適用すべきです。
適用要件として、未熟運転、制御不能運転、酩酊状態での運転などが定められていますが、今回の京都の悲惨な死亡交通事故は、無免許の未熟運転、また、居眠りの制御不能運転に該当します。当然のことながら、捜査当局は適切に対応すべきですし、今回のようなケースで危険運転致死傷罪がどうしても不適用というのならその理由をただちに開示すべきです。
そして被害者が納得いかなければ捜査当局に対する不服審査救済を直ちに認めるべきです。
【福山のホテル火災について】
広島県福山市でのホテル火災については昨年9月の防災査察時に排煙施設などの不備を指摘されたにもかかわらず、お金がないとの経済的理由で改善しなかったことは問題です。
改善不作為に対しては営業停止処分を考えるべきですね。火災報知器が作動しなかった問題も重大です。都市型ホテルでは静寂性確保のため火災報知器の電源を切っている事例も報告されており、ホテル側の安全認識、防災意識も問われます。新宿の雑居ビル火災でも煙による一酸化炭素中毒で多数の死者が出ました。その教訓を生かすならば、排煙施設設置規制の強化とともに今回のケースで見られたように窓全体を木やベニヤで覆う密閉行為の禁止も打ち出すべきでしょう。一層の安全規制強化を求めます。
【バス事故について】
バス事故については、夜間走行、長距離走行時にはバックアップのドライバーを同乗させるようにすべきです。一人のドライバーに乗客全ての命を委ねることは余りにリスクが高すぎます。
民航機についてはパイロット二名の同乗が義務づけられています。バス運転手が急病で倒れ事故に繋がったケースも報告されています。公共交通機関のドライバーについては、安全運転を確保するための労務基準の適正化も図らなければなりません。長距離バスなどについては、一般のバス運航基準より厳しい基準設定が求められて当然です。一定の場合には民航機並みの高い安全基準を義務づけるべきです。これ以上の悲劇を防ぐためにも政府与党の迅速かつ的確な対応を求めるものです。

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