３月７日（水） |

衆議院議員寺田稔の

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政治実感日誌
３月７日（水）

３月７日（水）

上京中。
政府並びに政権与党は、AIJ投資顧問が虚偽記載の運用実績を基に年金資金を集め巨額の損失を発生せしめた問題を受け、罰則強化で再発防止を目指すとの方針を打ち出しました。
運用虚偽報告については、現行最高１年の懲役期間を、最高２年～３年程度に引き上げるとの案です。
しかし、このような内容のみでは不十分です。
今回も７%という、現下の経済実態とかけ離れた予定運用利回りを打ち出しながら、タイムリーディスクロージャーも一切行わず、報告上はあたかも７%で回っているかの如き運用報告を行っていた訳です。
従って正しい処方箋は、先ず運用で投資額以上の穴を開けないためのデリバティブ商品への運用比率規制と大口定期預金、国債、政府保証債券など安全性資産組み入れ比率規制、経営諸比率規制の導入、次に年金資産運用責任者の資格要件の設定、そして四半期毎の適時開示の義務付け、最後に運用虚偽報告に対する罰則強化です。
最後の尻尾だけ取繕ろってもハイリスク運用実態は何も変わりません。ミニ集会や意見交換会などの場で関心も高くご質問やご意見を多数承ります。直接金融庁にもお話させていただきました。
他にも、旧社保庁からの天下り問題など、問題山積です。
政権与党の迅速かつ的確な対応を求めます。