11月当月所感
予算委員会での本格的論戦がスタートしました。民主党政権による政策は、いわば「財源なきバラマキ」であり、「子供手当」や「農家手当」は大幅な歳出増加でありかつ一時しのぎにすぎず、この手当を支給するため、借金である赤字国債を発行せざるをえないのが現状です。その結果、負担は後々私たち、あるいは後世代に回ってくることは目に見えております。予算の執行停止や道路財源廃止により、実際に私の地元でも「東広島 呉道路」「県道三原竹原線」「休山トンネル4車線化」は我々自民党下での今年度予算については計画通り進みますが、その後はかなり遅れたり、路線や事業により凍結となります。こういった道路などの建設や基盤整備にかかる費用は「建設国債」であり赤字国債とは違います。財政法上認められた前向きな建設公債であり、受益と負担の関係が見合っていますし、償還財源も確保されています。「先憂後楽」不況のこの時にこそこういった後世に残り後世代にもためになるものに選択と集中により財政を注ぐことが大事であります。