11月の所感。
今日11月1日は、自衛隊記念日です。
実は自衛隊創設は1954年7月1日で、その意味では自衛隊記念日は本当は7月1日、ということになりそうですが、
なぜ敢えて4ケ月遅れの11月1日にしたかと言えば、7月から10月の間は台風などの風水害、自然災害が多い時期で、
災害時の災害救助に差し障りがあるといけないということで、11月1日を自衛隊記念日に当てたと言われています。
正にこのこと一つをとってみても如何に自衛隊が国民の安全や生命、財産を守ることに注力しているかがわかります。
湾岸戦争後の機雷除去、フィリピンの大規模台風襲来後の国際支援活動など重要な任務遂行の度毎に自衛隊に対する国民の信頼は高まっています。今や92パーセントもの国民が自衛隊に好印象を持ち信頼できる組織だと見ております。
東日本大震災後の復興支援活動後も自衛隊への信頼度、好感度は高まりましたが、
92パーセントという数字はその時の数字をも大幅に上回るものです。
平和安全法制の成立により自衛隊の任務は益々増加しますが
自衛隊は十分に国民の期待に応え平和の実現に貢献してくれるものと確信しております。
今日は海上自衛隊の聖地とも言える江田島での自衛隊記念日行事に参加をさせて頂きましたが、
若き学生、隊員達の素晴らしい展示行進に胸のすく思いとともに背筋が伸びる気持ちがしました。
自衛隊の隊員の皆さんの安全を心よりお祈り致しますとともに
我が国安全保障体制の構築に向けて又東アジア地域の平和と安定に向けて努力を重ねてまいります。