空路にて上京、議員会館にて書類整理など。
本日、10日前に視察した福島第一原発敷地内写真が東電より届きました。
まだまだ大変な作業が続行中ですがとりわけ汚染水対策の成否が今後の道行き全体の成否を握るといっても過言ではありません。
これ以上浄化せずに汚染水をタンクに貯め続ける事は汚染拡散、流出という別のリスクを極度に増大させます。
アルプスと呼ばれる多核種除去装置が今のままでは不具合続きで本格稼働に至っていません。
近時セシウム等を除去する最新の技術提案もなされていますが、全世界の叡智を集結して汚染水の汚染物質除去に取り組むべき時期に立ち至っています。
迅速に技術評価を行い実証実験に移す体制整備と既採用要素技術についてもより良い要素技術が出現した時には迅速に採用、微調整可能な柔軟性を兼ね備えたシステム構築が一刻も早く求められます。
この事ができるかどうかが来年以降の作業全体のスピードと成否を握るとの認識の下、政府と東電は一体となって今後の取り組みをすべきと思います。