11月1日(木)
挨拶まわりなど。
郷原町は、呉市の北部に位置しています。
周りを緑豊かな山々に囲まれ、南北を黒瀬川が貫流し、その流域は田園郷が広がり、平野部も広く自然環境に恵まれています。
郷原町は、縄文時代から古墳時代の『郷原遺跡』などの史跡があり歴史の大変古い町です。
町名の由来は、南北朝時代、黒瀬郷(ムラ)であった郷原に、地形的に黒瀬川流域の平原であったことから『郷原』と呼ばれるようになったと云われています。
戦国時代には,『郷原氏』という地名を名乗った武士が見られ、当時、難攻不落の岩山城があった郷原は守護大名の大内氏の中核拠点でありました。今も、それにちなむ史跡が残っています。
歴史研究や調査も盛んで、公民館などで発表会などが開催されています。
私も参加させていただきました。
昭和31年経済的につながりの深かった呉市と合併し『呉市郷原町』となりました。
現在、内陸部の拠点として、新世紀の丘構想により『産業・学術・住居』の調和のとれた町になっています。
この呉新世紀の丘開発構想により人口も増えています。
今年の4月に東広島・呉道路が黒瀬まで開通しましたので、呉中心部から郷原までのアクセスが格段に便利になりました。
今後も郷原町は、広島空港・山陽自動車道路との呉市への内陸部の拠点として、重要な役割を担っています。
盆踊り大会、秋祭り、とんどなどイベントも盛大に開催されています。
また、グリーンヒル郷原は、農業公園として、平成5年に開園しました。
季節に応じて野菜の収穫体験のイベントも開催されています。
史跡や遺跡、自然の幸の宝庫の郷原へぜひ行ってみてはいかがでしょうか。