衆議院議員 寺田稔の
政治実感日誌
3月21日(水)
地元経済関係者との意見交換など。
挨拶回りなど。
ミニ集会。
地元関係者との地域情報についての意見交換。
サポータークラブ世話人会。
バチカン市国はローマ法皇とローマ法皇庁が存在する市国です。
システィナ礼拝堂はじめ歴史的文化遺産に富む地です。
この世界に誇る文化資産を我が国でも展示しようとの動きがあります。すばらしい試みです。
「最後の晩餐」はじめ秀逸な作品が目白押しです。世界をみても、
こうした作品を一堂に集めた展示は行われたことがありません。
是非とも実現できればと思います。
オウム真理教による地下鉄サリン事件発生から、昨日で17年経ちました。
東京メトロ・霞ケ関駅では、事件発生とほぼ同じ時刻の午前8時に遺族が献花台に花を手向け、犠牲者のご冥福を祈りました。
事件は、風化しがちですが、このような凶悪事件は、後世に伝え、二度とこんな事件が起こらないようにする事が大切です。
私も当時霞ヶ関の大蔵省に勤務しており、僅かの時間差で難を免れましたが、
私の同僚が事件と遭遇し障害を生じました。
二度とこのような悲惨な事件が起きないよう万全を期すべきです。
政府・民主党は、一定の要件を備えたパート労働者に対して健康保険や厚生年金を適用する案を決めました。
ただ、医療保険一つをとってみても、中途半端に実施して結局廃止された子ども手当同様、全く財源が確保されていません。
借金やその場しのぎの借り入れでやろうとする訳ですから全く「案」と呼べるようなシロモノではない訳です。
現に保険機関はそのような財源はないといい、医療機関側も財源がないのに保険治療しても支払いが滞る危険ありと指摘しています。
厚生労働省が社会保障審議会特別部会でこの案を説明したところ、経済団体は「企業負担が重い」と反対を表明し、労働組合は「適用人数が少なく不十分だ」とし、労使双方から強い異論が出ました。
パート加入に伴う医療費の増加を健康保険組合で負担分担する厚労省案についても反対意見が続々出ました。
保険料の半分を払う企業は800億円をこえる負担になる見込みで、経団連や日本商工会議所は強く反対しています。
また、拠出金の大半を大企業の健保組合や中小企業の協会けんぽなど加入者全員で肩代わりする仕組みに対しても、健康保険組合連合会は反対を表明しています。
このように、労使双方、医療機関、保険機関全てから総すかんの与党案は、誠に当を得ないものと言わざるを得ません。もう誰も与党には騙されないことを政権与党は認識すべきです。

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