衆議院議員 寺田稔の
政治実感日誌
11月当月所感
今年は横浜開港150周年です。みなとフェスティバル、人形展、テディーベア展など多彩な記念行事が執り行われますが、みなとを中心としたまちづくりで大発展した横浜や神戸に行くと、和洋漢の融合文化と人々のホスピタリティの素晴らしさを感じます。文化と街並みは異文化交流と「人ともの」の行き来により飛躍的に発展・深化します。最初に150年前ペリー提監率いる「黒船」が来た時は多くの幕府関係者は震撼しましたが、その時ですら小旗を振りもてなしの精神を発揮した町民は多くいたそうです。 あれから半世紀後、米国大西洋艦隊(所謂「白船」)がやってきた時は、「白」のオープンなイメージも手伝って、大多数の横浜市民が港に出て大歓迎したそうです。米軍の乗組員も感激し、今での語り草になっています。それ以来丁度百年が経つ訳ですが、今日も乗組員の子孫と横浜市民の交流が続いているのは誠に心温まる話です。米海軍が「黒船」の威嚇的イメージを変えようと一部の反対を押し切って船体を白く塗り替えた事も一役買っています。こうした異文化双方のちょっとした思いやりが当時の日米間の緊張を解き、日米世論が一気に「友好ムード」の好転に携わって力あったわけです。こうした意味で人流・物流の要である「みなと」の重要性は単にインフラ面のみでは語れないし、そうした倭小化された捉え方では物事の本質を見誤る惧れすらあります。私の地元でも呉・竹原・江田島・大崎・瀬戸田はじめ全ての地区が港町です。勿論呉港のような年間2000万t、1500万人の物人流のある重要港湾から風光明媚な御手洗、沢港まで位置はけは様々ですが、全てが人々の心の絆であり、よりどころになっているのです。 私が港を中心としたまちづくりを最重点課題に据える所以です。皆さんも時間あれば休みの日にブラっと「港の見える風景」を訪ねてみられたら如何でしょうか。新たな出会いと感動を生むこととなるでしょう。

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