衆議院議員 寺田稔の
政治実感日誌
6月30日(土)

呉市戦没者慰霊式典など。
『原発再稼働に際しての安全対策について』
原発再稼働の問題がマスコミを賑わしています。
安全上の対策についても、いろいろ言われていますが、福島第一原発の事故をふまえ、一定の高度の安全基準を満たした原発は再開可能です。
【代替エネルギーについて】
いずれ太陽光、地熱、循環型新型石炭火力、石炭ガス化技術活用型火力発電、風力、バイオマス発電、LNG発電などに多様化する必要がありますが、当面は安全基準を満たした原発を再開すべきです。
【安全基準について】
その際大事なことは、今回の大飯原発再開のストレステストのような場当たりの安全基準でなく、真に今回の福島第一原発事故の反省を踏まえた安全対策の樹立が必要です。
【福島第一原発事故の問題点】
今回の福島第一原発事故では、津波による浸水、電源喪失、冷却機能喪失、水素爆発、炉心損傷という5つの事象がおきました。それぞれに対応した安全対策が必要です。
【安全対策について】
まず浸水対策として、防水堤、防波壁の確保強化と主要建屋の水密化を施します。
次に電源喪失時の電源確保策として50m級高台への緊急用発電機の設置、高圧発電車配備が必要です。
第三に冷却機能確保対策として、外部取付け型熱交換機の常時配備、海水ポンプ代替品の確保、高機能消防ポンプ車配備が必要です。
第四に水素爆発対策として、原子炉建屋に於ける水素検知器設置と水素放出装置設置が必要です。
最後に炉心損傷対策として高機能駆動高速ポンプの設置、ヨード等放射能物質抑制物質の配備、放射能物質の放出を大幅に抑制できるフィルター付高機能ベント設備の設置が必要です。
以上の安全対策を完全に施した原発のみ再稼働すべきでしょう。
【最後に】
上述の原子炉施設水密化については地元の方より貴重なご提言をいただき党本部にもお届けいたしました。こうした有為なご提言をいただいたことに感謝申し上げます。

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