衆議院議員 寺田稔の
政治実感日誌
2010年1月
  
 新年あけましておめでとうございます。皆様方におかれましては、健やかにすばらしい新春をお迎えになられたことと心よりお慶び申し上げます。
 先の一大決戦では格段のお力添えを賜り、感謝の念を表する次第であります。また、お力添えいただきましたにも係らず、結果が伴わなかったことに対し、申し訳なく存じております。深くお詫び申し上げます。衆議院議員としての5年間は、地元の皆様の熱いお気持ちにお応えすべく、行財政改革、地元の予算獲得、全国初の防災拠点型「道の駅」整備など基盤整備等で様々な点において前進を見ることができました。これも一重に皆様方のあたたかいご指導ご理解あってこそと、心より感謝申し上げます。
 さて、民主党政権による予算委員会等での本格的論戦がスタートし、所謂「財源なきバラマキ」手当が始まろうとしています。民主党政権は「子供手当」や「農家手当」などを掲げております。これは大幅な歳出増加を招きかつ効果も一時しのぎにすぎず、この手当を支給するため、借金である赤字国債を巨額に発行するのが現状です。
 私は、「先憂後楽」不況のこの時にこそ後世に残り後世代にもためになるものに「選択と集中」により財政を注ぐことが大事であると思います。我々が進めていた基盤整備などの計画は予算の執行停止や道路財源の廃止により、危胎に瀕する状況にたちいたっております。実際地元でも「東広島呉道路」「県道三原竹原線」は今年度予算に限ってみれば計画通り進みますが、その後はかなり遅れたり、路線や事業により凍結となります。こういった道路などの建設や基盤整備にかかる費用は「建設国債」であり赤字国債とは違います。財政法上認められた前向きな建設公債であり、「受益と負担」 の関係が見合っていますし、償還財源も確保されています。そうしたものをせず、一時のバラマキに興じていては、その結果として、負担は後々私たち、あるいは後世代に回ってくることは目に見えております。
 さらに地域経済が変調をきたしている今、経営悪化、資金繰りが悪化する企業が急増しております。政府としてもあらゆる政策ツールを総動員して現下の厳しい経済状況に対応していかねばならない時です。自民党政権下では追加補正予算など経済対策を早急に打ち出し、私も金融三法案の法案提出者として地域経済の活性化に 向けて全力を挙げて取り組みました。
 このような厳しい現状を打破するためにも、これからも私は「地域再生なくして日本再生なし」の信念の下、微力ながら活動して参ります。地に足を付け、捲土重来を期し、次なる展望を目指して、地元活動を中心に政治活動に邁進して参る所存でございますので、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し 上げます。
 また、この国難の時期の今こそ国の基本の形をしっかりつくっていかねばなりません。まずその嚆矢として、我が国の来し方行く末に思いを致し、我が国の尊厳を高め、世界に信頼され尊敬される国家となるため、自立した国「日本」、信頼される国「日本」を目指していかなければなりません。
 そのため我が自衛隊を中心とする我が国安全保障体制の構築とイコールパートナーシップに基づく日米安全保障体制の構築に全力を挙げて努めて参ります。また国力にふさわしい経済大国「日本」、環境大国「日本」を実現し、アジア諸国にも貢献して参ります。
 こうした国の基本の形を支えるものは正に我が日本国民であり、人の力です。改正教育法に則り、ふるさとを愛し、郷土を慕い、国を支える日本人を育成し涵養するため教育大国「日本」を目指して参ります。
 こうしたことを実現することは私のライフワークであり、渾身の力を傾注し、政治活動に精進して参ります。
新年の門出に当たり、今年一年、皆様方のご多幸とご健勝を心からお祈り申し上げますとともに変わらぬご協力とご支援を宜しくお願い申し上げご挨拶といたします。
            前衆議院議員  寺田 稔
 

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